蒼デッキ〜奸絶称号戦デッキ解説

皆さん楽しく戦国大戦TCG双してますか?先日のトレカの洞窟CARD WORLD TOWER AKIBA店様の称号戦にて【奸絶】を取得でき、喜びひとしおのセラです。

 

今回は、その称号戦にむけたデッキ製作の様子や選択基準を徒然に記したいと思います。

 

まずデッキテーマは

【対翠、低コスト寄り長期戦も可、蒼デッキ】

エキストラパック発売で戦国、三国志のみならずCOJやワーチェ(ワールドチェイン)の武将や登場人物が増え、二弾環境に比べて多種多様になってきました。そんな中、エキストラパックのカードが全く入らなくても問題ない、または入っても数枚と言うデッキが、二弾環境で多くの成績を残した従来型の蒼と翠でした。つまりもともと完成度が高いデッキという事です。しかしそれは使用カードや行動を推測しやすい/されやすいという事になります。と言う訳で対戦する確率が高く、かつくみしやすい従来型の蒼と翠をメタ(仮想敵)に、私はまず考えられる各色の環境デッキを作り、メンバーと対戦やその後の討論(対戦後の夕食等)を行い、四つのデッキの中から使用デッキを選択しました。最後に残ったのはやはり翠と蒼で、選択したのは蒼でした。その後テーマを決めて、新旧カードの中から取捨繰り返し、先手の時は短期決戦、後手の時は長期戦も可な蒼デッキの調整を始めました。

 

完成した蒼デッキがこちら

①呉景4 魯粛3 別枠お市の方4

織田信勝4

③真柄直澄4 茶々3

浅井長政4(お市の方配備、バウンス)

孫尚香4 (同上+1コスト配備)

孫策4  PT織田信長2 上杉景勝4

孫堅4

計略:流雪4 伝国の玉璽2

 

前デッキ紹介でも述べましたが、私はデッキを作るときにデッキテーマを決め、各コスト帯において、メインのカードとそれが来なかった時のサブのカードの流れを考えます。このデッキでは左側がメインの流れです。サブはメインを補うかメインに足りないもの、または仕方がなく積むもの等様々ですが…1コストから順番に。

 

1コスト

エキストラパックには2種増えましたが…

 

採用

呉景、対翠でやはり外せません。

魯粛、最初微妙かな?と思いましたが手札カツカツな蒼にとって主君以外とはいえ十分。そして、お市の方魯粛の流れで手札は減らずに盤面は二体増え、お市の方戻せば相手の3コスト以下を手札に戻しつつ再ムーブ可能。素晴らしい。魯粛お市の方と言う逆ムーブも出来て、相手にしてみたら、魯粛お市の方拾われ倒してもまたお市の方魯粛拾われ、魯粛で…とたまったものではないでしょう

お市の方、別枠。4積するカードではないかもしれませんが…後述します。

 

不採用

他の1コスト(永姫、他)、すでに1コスト11枚。お市の方は別枠とはいえ流石に厳しい。

 

2コスト

新しい2コストは両方面白かったですが…

 

採用

織田信勝、殴れ、墓地を増やせ、お市の方で拾える。

 

不採用

于吉、上効果は終盤に流雪を埋める事で相手に攻城を躊躇させることができ、下効果は狙わなくとも、運次第ですが築城。悪くないです。実際前々日の金曜日まで入っていました。

孫尚香、名前が悪い。現在蒼最強の5コストと同じ名前で無ければ即採用なのに…

大喬、強いですがお市の方で拾えないので

 

3コスト

無印初弾から3年半の月日が流れています

 

採用

真柄直澄、蒼2白1が軽く見えるくらい有能。バウンス(手札に戻す事)も能力封印も出来る基準武力。やはり必須です。

茶々、蒼にとって孫堅が4枚墓地に落ちる事はほぼ負けと同義語でした。茶々は蒼の希望そのものです。また上記魯粛のコンボに追加しお市の方魯粛→茶々と流れれば拾えない方が少ないほどです。

 

不採用

宋謙、パンプ(武力と兵力上昇)枠でしたが上杉景勝が来たので…

朝倉景健、無印の4コストと6コストの中間でしょうか?悪くはないです。ウィニーでしたら普通に入ります。こちらも金曜日まで入っていました。魯粛の採用枠拡大の為不採用に

 

4コスト

本来ならもっと積まなくてはなりません

 

採用

浅井長政、上効果の味方武将配備時の相手武力ダウンが擬似号令みたいなもので、現在蒼には確実性ある号令がこれしかなく、また、下効果も絶大です。

お市の方(配備→効果にてバウンス)、不採用の所で詳しく

 

不採用

他の4コスト(竹中半兵衛、他)、お市の方は1コストですが翠がメタ(仮想敵)のトップな為、1ターン目に置くのは翠が焼き(特殊ダメージ)特化な為リスクが高いです。なので対翠で処理したい真田幸村を先手4ターン目でバウンスでき、墓地回収にて長期戦も狙えるので思いきってお市の方を4枚にし、他の4コストは切りました。

 

5コスト

ここも本来なら…

 

採用

孫尚香浅井長政の恩恵を最大限に発揮でき、死ぬときすら効果は大きく、採用しない訳にはいきません。

お市の方(配備、バウンス+1コスト配備)

 

不採用

他の5コスト(滝川一益、他)、再度お市の方です。何故か?真柄から始まりバウンスを途切れさせない為です。以前でもこの動きは出来ましたが拾ってまで後半に出したい武将が余りにもとぼしく、魅力的ではなかったのです。しかし、エキストラパックにて魯粛が登場し、お市の方魯粛が素晴らしいムーブ(デッキの流れ)と私は思いました。1コストですが私にとってお市の方は4コストであり5コストなのです。なので他の5コストも思いきって不採用としました。

 

6コスト

採用枠もここは多めです。長期戦には4500サイズの確実なドローが重要です

 

採用

孫策、対翠としては抜く訳には行きません。

PT織田信長、大会前日の調整にて、敵城壁0なのに自陣を更地にされ続け流雪を握りしめたまま負けを繰り返し、奇襲の重要性を痛感。2枚採用。しかし、大会会場にておかゆさんや神嶋さんに言われたように3枚の方が良かったかもしれません。

上杉景勝、疾風怒濤時強く、平時でもいつでもゲームエンドに持っていける力があります。

 

不採用

ST織田信長、流転の華獲得時は入っていました。プロモカードの新しい絵のカードを使いたかったのですが上杉景勝に追い出されました。

 

 

7コスト

前回一言も触れなかったらツッコまれました(笑)

孫堅、初弾二強(と言うか二高値と言うか)の一枚であり全ての効果が噛み合って強く、ファンミーティングでもプロデューサーが認めるほど!しかもまだ蒼の7コストはこれしかなく、採用しない手はないです。他の蒼の7コストカードが出てもよほど強くない限りこれを採用する公算が大きく、多分このカードが使われなくなるのはこのカードより強い孫堅が来ない限りありえないと思います。

 

計略

採用

流雪、天下統一戦用の蒼では闘争の翼でしたが于吉を試している時に反撃のある流雪を使用し、こちらの方が手に馴染んだため。大会時反撃からの流雪勝ちは無かったですが(笑)

伝国の玉璽、このデッキ自体には本来、戦闘計略は必要無いです。しかし、長期戦時に墓地や自城壁からの反撃とかが一枚もないのとあるのでは相手に与える圧力が違うため採用です。この計略にしたのは、配備時の効果持ちが多いため戻した武将が使いまわせるのと、孫策とのコンボ(戦闘確定時孫策能力使用→計略使用→対象の味方を戻す→対象の味方死なない&孫策一回無敵)が狙えるからです。実際の大会ではやはり一回も使用しませんでした。

 

不採用

闘争の翼、二体も出せるのは強いのですが蒼にとって表国力4は結構厳しく、また、国力操作出来る黒に対して無力な為不採用に…しかし、お市の方魯粛コンボにより手札充実して表国力5枚を大会4戦中3戦出来たので悪くはないのかな?難しいです。

 

いかがだったでしょうか?今週末には大阪にて称号戦もあります。少しでも参考になり、より戦国大戦TCGに興味を持っていただけたら嬉しく思います。また、前回の記事で疑問を投げかけていただけて嬉しかったです(^^)今後も疑問や質問、感想をいただけると励みになります。

 

最後に今回遠征した群馬2人とも称号を獲得出来たのですが。クロサワ主君のデッキオリジナリティに嫉妬すら覚えます(笑)あのくらい私もデッキ発想能力があったらなぁ…と(^^)

私の今回のデッキの根幹もクロサワ主君のアイデアです。改めて感謝(いつもの対戦、新カードテスト、討論、一緒に大会遠征等)と

【流転の華】獲得おめでとう!と、何回も伝えましたが再度、ここに記したいと思います。本当におめでとう(^^)

 

ps:群馬2、埼玉3、関東東側1?